「選抜高校野球入場行進曲に世界に一つだけの花?から考える競争教育」の巻

 春の選抜高校野球が始まりました。  毎年、行進曲が話題になりますが、今年は、「世界に一つだけの花」と「どんなときも。」だそうです。  この曲の選曲には、はてなマークが点灯する人もいると思います。 「ナンバーワンにならなくてもいい?」ということですね。  春の選抜は、県でナンバー…

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「先生には人の気持ちがわからない人が多い  教員心理学②」の巻

 前回のつづきです。  なぜ、Aさんに、まず、B先生に相談するように言ったのかの種明かしです。  僕は、Aさんからそのいじめの内容を詳しく聞いた上で、いじめ自体は早期に解決できると判断。  すぐに指導に入りたいところですが、その副産物として起こりうる、もっと深刻な状況を懸念していたのです。 …

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「先生には人の気持ちがわからない人が多い  教員心理学①」の巻

 教師になるには、一応、心理学も勉強します。  しかし、心理学と言うのは、意外と曖昧な学問なので、それを勉強したからといって、即、教育に生かされるわけではありません。あくまでも参考分野の一つです。  生徒指導でも学習指導でも、人にモノを教えるというときは、人の気持ちがわかった上で、その上をいかないと指導はできま…

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「教員の横領事件に驚かない理由」の巻

 京都で84万円、埼玉で468万円、熊本で234万円・・・。  これは近年の教師の横領事件の金額だそうです。    驚かないまでもなかなかの金額ですが、これぐらいの金額にならないとニュースにはならないということで、微々たる金額の横領事件は、もっとたくさんおこっているでしょうね。  現金集金の時代の先…

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「従業員の不適切動画問題は 動画をあげることが問題ではない」の巻

 昨今、大手飲食店やコンビニなどの従業員による不適切動画の投稿が問題になっていますが、報道をみていると、なぜか動画をSNSにあげる行為を問題視している感が強いのに驚いています。  企業も、従業員に対して、「ネット投稿の社会的影響や責任について指導」とか「携帯電話を店内に持ち込まないなどのルールの徹底」などといっている…

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「家庭の経済力と子どもの学力の比例関係を解消するには?」の巻

 なぜか、「家庭の経済力」と「子どもの学力」を紐づけようとする人が多いのですが、直接的な関係は実はありません。  ですので、この関係を解消するのは、簡単と言えば簡単です。  間接的なつながりを途中で絶てばいいのです。  教育格差を生んでいる最大の原因は、公教育の不甲斐なさであり、みなさ…

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「素質があるかどうかを聞いてくる親と ②つの能力」の巻

 勉強やスポーツを教えていると、時々、「うちの子は、素質(才能)がありますか?」と聞いてくる親がいます。  だいたいそういってくる親の子に素質は「ない」のですが、大成する可能性がゼロではないと思いたいのが親でしょうから、一応、優しさをもって、答えは濁すようにはしています。  なぜ「ない」かというと、素…

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「学校にスマホ。あり?なし?」の巻

「学校にスマホ、ありかなしか。」 という、まあまあゆる~いテーマにも触れてみましょう。  あなたは、率直にどう思いますか。ダメ?OK?  学校側の人間と、家庭側の人間で、意見は割れそうな感じですが、まあ、理由を考えていけば、大まかな結論は出るでしょう。 「学校には学習に必要…

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「虐待としつけの違いがわかりますか」の巻(後編)

 さてさて、後編はきちんとテーマに沿っていきたいと思います。  後がないと言うことで結論から行きますと、「しつけ」と「虐待」の違いは、子育てを前提にいえば、ズバリそこに「理性」と「愛情」があるか否かです。  僕も、小学生の頃に、父に頬を叩かれた経験があります。  もちろんそれなりの悪…

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「虐待としつけの違いがわかりますか」の巻(前編)

「かけ算と九九の違い」「体罰と暴力の違い」に続き、「違いシリーズ第3弾」です。  昨日、テレビを見ていると、ある報道番組で「虐待」をテーマにしたコーナーがありました。  前ふりとして、江戸時代に日本を訪れた外国人の記録を紹介していました。 「日本では子どもを育てるのに懲罰ではなく言葉で戒めている…

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「体罰 と 暴力 のちがいを 言えますか」の巻

 学校では「体罰はダメ」と公にはなってますが、あなたは、どう思いますか。  否定派?それとも肯定派?  あるアンケートでは6対4みたいな数字も出ていますが、理想と現実みたいなこともありますので、答える方も難しいところでしょう。  上の世代になればなるほどより肯定的で、若い世代になればなるほどかな…

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「トランプさんの壁建設 日本騒ぎ過ぎ」の巻

 僕は、アメリカ大統領選挙の時に、トランプさんが大統領になると予想していた数少ない預言者の一人です(笑)。もちろん、それは井戸端会議のレベルで、真剣にアメリカの政治について語っていたわけではありません。  僕はアメリカ人ではありませんので、誰が大統領になろうと関係ありませんし、現にトランプさんが大統領になっても、日常…

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「道徳教育は 心の教育ではない」の巻

 道徳の教科化がされたみたいですが、学校における道徳教育とは、はたしてどのようなモノなのでしょうか。  ここで、世の中の誤った認識を一つ挙げるとすると、「心」と「道徳」が何か同じモノのように捉えられていることです。  今から十数年前だったか、「心のノート」なるものが、学校で子どもたち全員に配…

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「小学3年生でひらがな、カタカナが書けない不思議」の巻

 小学3年生の担任をした時に、漢字の宿題を出すと、ある保護者がこんなことを訴えてきました。 「うちの子は、まだ、ひらがなやカタカナがきちんと書けません。なので、この漢字の宿題は、この子にはできそうもないのです。先生、どうしたらいいでしょうか。」 「それは大変だ」となりそうですが、まあ、ひらがなカタカナが書…

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「教育界の禁句にあえて触れていくことの大切さ」の巻

 教育界には、口にしてはならない「禁句」というものがいくつかあります。  しかし、教育原理を多角的に見ていくためには、あえて一般的にはダメだと言われている考え方に立たないと、見えない真実があるということも事実です。  世の中には、「本音」と「建前」というものがあるからです。 …

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「ふるさと納税問題 最初から問題だった」の巻

 泉佐野市のふるさと納税の返礼品が問題になっていますが、どう思われますか。  パッと見、あくどい商売をやっているようにも感じますが、法の中でやっているわけで、やっていること自体が悪いわけではありませんよね。今まで、他の自治体もやっていたわけですし、いまさらといった感じです。  要は、いうことをきかない…

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「遅くまで学校に残って仕事をする新任教諭に異常だといった教頭」の巻

 僕は、以前、小学校の教員をしていたのですが、就職したのは、20代後半です。  大学を出てすぐに就職しても良かったのですが、そうしなかったのには2つ理由があります。  1つは、大学院にいったこと。  もう1つは、20代の間は学校以外の世の中を見ていおこうと考えたからです。学校の先生は「世間知らず」とよく言…

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「分数がわからない先生が 算数を教えている問題」の巻

「分数って、教えるの、難しいですよね。」 と、ある先生が言ってきたので、 「なかなかね。」 と話を合わせておいたのですが、以前から、ずっと気になっていることがあります。  それは、教えるのが難しいというか、分数に限らず、算数をわかっていない先生が多すぎるということです。   以前のブ…

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「恵方巻き問題から考える“なぜ”の教育」の巻

「恵方巻きの廃棄が、なぜ問題なのか、あなたは、きちんと理由まで答えられますか。」  恵方巻きの作り過ぎによる食品ロスの問題が、今日もメディアで取り上げられていましたが、何が問題なのか、具体的な理由まで答えられる人はいるでしょうか。  おそらくほとんどの人は、ただただ「もったいないから」と答えるでしょう…

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「朝ご飯を食べると勉強ができる? そんなわけない」の巻

 このところ、「毎月勤労統計の不正調査問題」が、毎日のようにニュースに取り上げられていますが、このことに限らず、世の中の調査は嘘ばかりという話です。  今回は、朝ごはん問題について、です。  学校では、「朝ごはんを食べましょう。午前中の勉強に集中できませんよ。」なんて、子どもたちに言います。…

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